土から生まれるもの
暑中お見舞い申し上げます。
今日、被災された小石原の窯元に行ってきました。
料理教室用に特別にお願いしたラザニアの器と平皿を受け取りに。
器をお願いしたのは春でした。
想像以上に窯元は忙しく
秋以降しか出来そうにないスケジュールを
六月の終わりに完成させてくれ
七夕に受け取りに行く約束をして
あの豪雨被害。
正直、器どころではないな。
そう思ってました。
ところが早々に「仕事を再開した」とご連絡を頂き
逆に早く行く段取りをつけないと(^^;ということに。
辰巳窯さんは気が良い方で
行くたびに色んな事を教えてくださるのですが
今日は六十℃まで下がった窯に入らしてもらうという
面白い経験をさせてもらいました。
そこは温かいのにまったく湿度を感じない澄んだ空気があって
古墳の石室のような空間を思わせました。
その窯で焼かれた平皿は八月のお料理教室で
バジルの茶飯に使わせてもらいます。
青と緑と
かすかに混ざった釉薬が野菜にとても合いそうです。
八月の献立は
ふたつの茶飯
バジル醤油
夏野菜の冷やしおでん風
トマトの白だし
だしをとったトマトの始末料理/べジハヤシライスかべジカレー
トマトと青紫蘇のシャーベット
ほうじ茶甘酒
ゆったり
ふんわり
すんなり
暑さにめげない元気なからだ。
そんなイメージで作りました。
小石原から帰った今日の夕方
政喜さんの手を借りて畑に堆肥を広げました。
(仕事が終わったら真っ暗、トラクターは明朝)
これは日田の森林組合から分けてもらってる
日田杉と桧のバーク。
百℃を超える温度で発酵しているから
バーク特有の虫の心配がない土壌改良資材。
日田から軽トラの荷台にこれをひとやま乗せて
小石原まで行きました。
辰巳窯さんはこのバークを握って
「釉薬にしたら面白そう」と言ってました。
辰巳窯さんの創作意欲、感服です。
作陶の土づくり、農家の土づくり
少し似てる。
そんなことを考えて今日が暮れました。
今日もありがとう。
遅くなってますが
七月のお料理教室の報告は
来週明けに。
あっ、八月のお料理教室の後になるという事か(^^;
申し訳ないです。
ご容赦ください。
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