農家魂おそるべし!
今年七十七歳になった父 やっぱりただの農家ではなかった。
七畝あったオクラの木を 鎌一本で切り倒し
何本かづつにまとめて 等間隔にきれいに仕舞ってました。
去年までは 刈り払い機で一気に切り倒し
そのままトラクターで ある程度まで細かくしてましたが、
その後の畝づくりが どうも綺麗にできない! と
今年は「刈って 寄せて 燃やして 灰にする」と決めたらしく
半日で 写真のような次第です。
こんな仕事を見せられると 平伏するしかありません。
まだ慣行農業を続けてますが
仕事への情熱は 農家というより「農道家」の域に達してます。
毎朝 日の出前には田畑を見て廻り 自分でたてた段取りを 黙々とこなし
昼食の後 一時間の昼寝、
そして麦茶を持って 午後の仕事に出かけていきます。
晴れた日はもちろん田畑に 雨の日には農具の整備
探してでも何か仕事をやってます。
そんな毎日を積み重ねて、 毎年・・・。
そんな彼から見ると
規模や農作業に対する根性では
まだまだ ヒヨッコの私達ですが、
・・・・んっ!
ヒヨッコは私だけでした!
小さな農家魂がここにもあった
ひとパレット二百粒の 玉ねぎの種を
一粒一粒 ピンセットで挟み 種まきすること
六パレット 千二百粒を蒔いてました。
おそるべし小さな農家魂!
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