今年の梅干しスイッチ
先日、お料理教室のゲストのお一人から
「今年初めて梅干し仕込みました♪」
「小梅と大梅と二種類! ワクワク♪」って
何か嬉しいメールを頂いて
「私も仕込むぞぉぉ」とヤル気が出た矢先
頼りにしてた自然栽培の梅農家さんが廃業。
そんな寂しいお知らせをもらい
せっかく入ったヤル気スイッチが
あっけなく パチンと切れた。
「今年は梅に ご縁がないらしい」
そんな気持ちでいた数日後、
義父がひょいと
「今年は梅は漬けんのかい」と聞きます。
「今年はらっきょだけにするよ」と答えると
真剣な顔で「あそこの梅が道に落ちよるけ
政喜にちぎりに行かせたらよかやないか」
「えー!(・□・;)
ひとり暮らしのおばあちゃんが亡くなったとこやろ! 」
確かにドケチの・・
いえ経済観念がしっかりした義父の言うように
梅干しに程よい熟し梅が雨風で飛ばされ
無残に道路で潰れてるのを私も気づいてました。
そして「勿体ないことになっとる」と思ったよ。
でも流石にスイッチは入らんかったよぉ。
「そげん いい根性しとらん」と義父に言ったら
御身内さんの「○○さんに許可ばもらったらよか」と。
ご親戚のお宅まで行って
「下さい。あの梅」って?私が?
うーん(^^;
義父からは何でぞれ位の事が言えん?みたいな
気配が漂っていたものの
行動力はあっても社交性がない
しかも
人から指示されたらヤル気が起こらない。
算命学が洗いだした私の本性は
彼は知らないから仕方ない。
話はこれで終わったと思ってたら
数日後、件のご親戚の方と畑でバッタリ。
「良かったら下さいませんか。梅」って。
言いましたよ。政喜さんが(笑)
「どうぞ、どうぞ」と快諾下さったそうです。
算名学で、単独を好むも協調性と社交性を持ち
超働き者と出てゐる政喜さん。
梅干しが大好きなので
脚立を抱えて助っ人に。
梅干しにせんば勿体ない精神が引き寄せた 梅。
何であれ、美しい。
一旦切れたスイッチ入れるしかないばい。
あでっそあぐりの今年の梅干しメモ
用意したもの/
梅(ご縁があった)・四キロ
塩(チベットの岩塩)・梅の十五㌫
米酢(富士酢)・五十㏄
五十℃洗い用鍋
たっぷりのお湯
温度計
仕込み瓶
小皿四枚、重し一キロ半程度
仕込み瓶等の除菌用にホワイトリカー少々
他愛ない話にお付き合い下さって
ありがとう。
白梅酢もやっと梅より上にあがってきました。
梅雨明けまでかびませんよう。
0コメント